2009年09月18日
犬たちをおくる日
犬たちをおくる日
この命、灰になるために生れて来たんじゃない
彼らはきっと、最期のその瞬間まで飼い主が迎えに来ると信じて待って
いたのだろう。
あの日からずっと、ステンレスの箱の中で死んでいった彼らを思わない
日はなかった。
“誰かをきらいになるより、だれかを信じているほうが幸せだよ”
犬たちの声がきこえる。
この「命」、どうして裏切ることができるのだろうか。 (序文より)
今西乃子 著 浜田一男 写真 金の星社 発行 定価¥1,365
Posted by ケイケイ at 23:19│Comments(0)
│児童書